共働き世帯が増えた現在、夫婦で住宅ローンを借入するケースが多くなりました。

借入額が高額で長期間の返済となる住宅ローンには様々な方法で利用者の負担を減らし、利用者の拡大を狙っている商品があります。

その中でも年をとってからローンを組むという方や個人の負担を減らすことを目的に考えられているのがペアローンです。

ペアローンとは、夫婦など2人で契約し2人で返済していく住宅ローンのことです。
例えば、2000万円を借りるのに「ご主人が1500万円、奥さんが500万円」とペアとなる2人が同時に別々のローンを返済していくプランの事をペアローンと呼びます。

借入額の調整できるので、双方の経済的状況や資産状況に合わせて返済割合の変更をしていくことが可能です。
ペアローンと似たようなものに二世代でやる親子リレーローンというものがありますが、親子リレーローンは「親が借りて返済している住宅ローンを息子世代が受け継ぐ」という形になり、ペアローンの「旦那さんと奥さんが同時に返済をしていく」形とは違いがあります。

最大のメリットは、ローン控除の適用を夫婦それぞれが受けられる点でしょう。また、夫婦で収入を合算することができるので融資額を多くできるというところも大きな魅力かも知れません。
一人で収入が400万円だったとしても、夫婦を合わせれば600万円を超えるという場合、あくまで審査の上で決定するので確実なことは言えませんが、連帯債務方式であれば、所得合算は50%となっていますので、住宅ローンの借入額を増やすことが可能です。

では、ペアローンのデメリットはどうなのでしょうか。
デメリットとしては5つあると考えられます。
①ローン契約が2本になるのでそれぞれに印紙代や手数料が必要
②もし、ご主人が亡くなった場合、奥さん名義のローンは残る。
③奥さんが退職したあと、借換えの必要が出てきたとき、手続きが困難。
④それぞれのローンに連帯保証人になることが必要な場合がある。
⑤将来、予期せずに離婚すると大きなトラブルの要因になる。
といったところでしょうか。

個人的な意見ですが、ローン控除が魅力のペアローンを選択するよりも、単独もしくは連帯債務方式のローンで、まず検討してみるのがベターだと思うのですが・・・・。